チケット用カッターユニットでアルミ板切ってみようとした
6/30はトランジスタの日!
1948年のこの日、初めてトランジスタが公開されたそうです。
後にノーベル物理学賞を受賞する大きな発明!しかし今ではほとんどICに組み込まれて単体で利用されることはほぼ無いとか。
ノーベル賞級の発明も50年で幕を閉じる。
刃物の歴史は…?少なくとも石器時代までさかのぼれます。それって何年前?
いつか刃物もその役目を終える時が来るのでしょうか!?
さて本日は、PS版(アルミ板)を小さいカッターユニットで切ってみ(ようとしてみ)た、です。
ええ、切れませんでした。
いいんです。アルミを切るようには設計していませんから。
切りたい物を切って、切りたくないものを切らないのがいい刀、、、というものかどうかは分かりませんが、
このカッターユニットは紙、薄いフィルム、チケットなどを想定して設計しています。
耐久試験では粘土質の紙(馬券)を200万回を超えてもなおキレイに切り続けました。
※230万回辺りで毛羽立ちしてきました。
…おかげで刃物会社としては追加注文が無いので寂しいんですけどね。いやそれもお客様の喜びだから。。。
もしアルミを切る用に作っていたらさすがに200万回越えは厳しいかな??
包丁もハサミも用途に応じて種類があります。カッターにだって用途に合わせた設計があります。
お客様の切りたい物だけを切りたいように切って、そして長持ちする。
欲張らずに特化することで最高のパフォーマンスを発揮する設計を心掛けています。
(田井 洋雄)