現場研修　～其の参

現場研修三部作　最終回になります。

本社の製造現場の最後はアセンブリ部門でした。

こちらは少し毛色が違っていて、小さな部品を組み込んだり削って加工したりと主に組み立てと調整を行っていました。

ちょっと何をしているのかはあまり見られなかったのですが、細かい部品を調整したりしながら何やら難しそうな事を行っていました。なんとなくのイメージでは1から10まで手仕上げしているという感じでした。肉眼と勘での作業がメインとなるので、私はそういった所にはノータッチで…数量が多い部品の単純作業を黙々粛々と行っていました…細かい作業…以外と嫌じゃなかったです。

本社の製造現場での研修はここまでになります。

生産管理と生産技術での研修もあったのですが、こちらでは主に材料の手配や工程の管理、図面の変換や納期の調整など製品の制作に関する事柄を一手に引き受けていた部署なので、何も手は出せず邪魔にならないように見ているだけでした。

これで終わりかと思いきや、山梨工場にも1日だけ研修に伺いました。

山梨工場では、大きな敷地に大きな機械が何台も並んでいました。汎用機は少なくプログラムで動かす機械がたくさん並んでいて、何台かの機械を一人で面倒見ている光景が多く見られました。

主に大きな製品を作っているんだなぁと思いましたが、それだけではなくワイヤカットの加工機があり、小さな部品や穴なども時間をかけて作っていました。

水中で弾ける火花がとても綺麗でした。

そんなこんなで一か月間の現場研修が終わったのですが、僕はというと現場の方が面白そうだなぁ…でも使いもんになんないかぁ…とかも思ったりして、良い経験と共に移り気も発動してしまいました。営業での適正に問題があった時には速やかに現場で拾ってもらおうと思っています。

2023.1.5　本社　営業　高橋